― まごころで聖書を読む。そして、混迷の時代を神への信頼と希望をもって、力強く前進する ―
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最終更新日:2024年10月9日
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内村全著作のエッセンス
内村鑑三『一日一生』現代語訳 TOP
このページは、山本泰次郎、武藤陽一編『内村鑑三 続 一日一生』(教文館、1964年)を現代語化したものです。
一日は貴(とうと)い一生である。これを空費してはならない。
そして、有効に一日を使用する道は、神の言葉を聴いてこれを始めることにある。
一日の成敗は、朝の心持(こころもち)いかんによって定まる。
朝起きて、まず第一に神の言葉を読んで、神に祈る。
こうして始めた一日の戦いは、勝利とならざるをえない。たとえ敗北のごとく見えても、勝利は疑いない。
そして、このような生涯を終生継続して、一生は成功をもって終わるのである。
(内村鑑三『続一日一生』まえがき)
内村鑑三主筆『聖書之研究』
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【目 次】
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◆『続 一日一生』を編集して◆
武藤陽一
準備中
♢ ♢ ♢ ♢
※「まえがき」の続き
「この精神をもって刊行された第一の『一日一生』は、発行以来40年間絶えざる売行きを示し、幾万の人に日ごとにひもどかれ、幾千の家庭で朝ごとに読まれている。
このたび、新たしく刊行された教文館版の内村鑑三全集の編集に携わった編者らは、さらにこの精神を発展させて時代に適応する新しい第二の『内村鑑三 続 一日一生』を編集することを適当と信じて、ここに本書を世に送ることとした。
編者らの力足らず、及ばざることをおそれるが、「あるいはこの余(よ)の著作を用いて、第二の『一日一生』を編〔纂〕する日〔が〕あるかも知れぬ」と言っていた内村鑑三先生の在天の霊は、本書を歓諾されると信ずる。
願わくは神、本書の上にゆたかに聖霊をくだして、われらの足らざるをあわれみ、おぎない、福音の器(うつわ)としてきよめ、用いたまわんことを。」
1964年10月1日東京にて
山本泰次郎
武藤 陽一
(教文館『続 一日一生』より)
♢ ♢ ♢ ♢
【凡例】
1.本ページは、山本泰次郎、武藤陽一編『内村鑑三 続 一日一生』(教文館、1964年)を現代語化したものです。
2.山本、武藤編『内村鑑三 続 一日一生』は、内村鑑三の全著作中からそのエッセンスと思われる文章、章句、詩歌などを集め、これを366日に配列し、さらに適応する聖句をこれに配したものです(ただし、すでに第一の『一日一生』に収められたものを除く。『内村鑑三 続 一日一生』例言より)。
3.『内村鑑三 続 一日一生』は、山本泰次郎の発意により、武藤陽一氏が聖句および内村鑑三の文書の選択、配列に当たり、両人が協力して編集したものです(『続 一日一生』例言より)。
4.現代語化に際し、各日の冒頭聖句および本文中に引用された聖句は、原則として新共同訳を用いました。その他の訳を用いた場合は、明記しました。
5.現代語化に際し、内村の文章は『内村鑑三 続 一日一生』のものを参照しました(『続 一日一生』のものは、旧漢字が新漢字に変更されるなど、原著と表記が異なる場合があります)。
6.各文の終わりにある略記号は、『続 一日一生』に記されたものをそのまま転記しました。
この略記号は、教文館版の『内村鑑三聖書注解全集』および『内村鑑三信仰著作全集』をそれぞれ、「注」「信」で示し、合わせてその巻・項数を表したものです(『続 一日一生』例言より)。
7.各日に付した表題は、サイト主催者が当該日の内村の文章(現代語訳)の冒頭から取ったものです。
8.〔 〕内はサイト主催者による補足ですが、これは、聖句および内村の文章に対する解釈の一つの可能性を示したものにすぎません。
9.閲覧者の理解を助けるために、( )内にルビを付しました。
10.同様の理由で、注を付しました。
ご注意
●本ページには、思わぬ、誤りや不適切な表現等が含まれている可能性があります。
●上記(凡例を含む)をご了承の上、あくまでも自らの責任によって、本ページを閲覧してください。
また必要に応じ、教文館版『続 一日一生』および内村の原著を参照してください。
●サイト主催者の許可なく、本ページを転載したり商業利用等することは、お断りいたします。
上記をご承諾の上、本ページをご閲覧願います。