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December 30, 2015

夢ある者に    理想あり、
理想ある者に 目標あり、
目標ある者に 
実行あり、
実行ある者に 成果あり、
成果ある者に 喜びあり

 

■聖書のことば

「この後(のち)、わたしは(注1)
わが霊をすべての者に注ごう。
〔すると、〕君たちの息子・息女
(むすめ)は預言し、
君たちの年寄りは夢を見、

君たちの若者は幻を見る。」

(旧約聖書ヨエル書3章1節、関根正雄訳)

 

注1 神ヤハヴェのこと。


祈り 《神さま。私が、人生と世界の現実をしっかと見すえつつ、しかも、あなたの霊の導き(啓示)によって確固たる夢と希望を抱(いだ)き、喜びをもって前進することができるようお導きください。アーメン。》

 

 

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December 20, 2015

ものごとは実際に出会ってみると、それまで考えていたものとは全然ちがっているということがよくある。


遠くから見ると解決不能と思われる問題も、実際に直面し、解決せざるを得ないとなると、不思議に解決策が見つかるものである。


「とてもできない」と言っていたことが、どうしてもやらねばならいとなると、なんとかできるようになるというのは、実に不思議なことである。


エジソンは言った、「困難なことと不可能なことの違いは、不可能なことの方が、少しばかり余計に時間がかかるというだけのことだ」と。


不可能と見えたことも、いざやらねばらなないとなると、なんとかやることができる。人生には、しばしばこういうことがある。

このことは、われわれに励ましを与える。

 

●ただし、その際に最大の障害となる、われわれの内なる敗北主義に注意が必要である。

敗北主義の声は、いつも、「そんなことは無理に決まっている」と言うからである。


17世紀イングランドの王党派詩人ジョン・サックリング(John Suckling 1609-1642)は、青白い顔をして絶望している青年に対して、健全な忠告を与えている。

 

明るい顔が彼女〔の心〕を動かさぬとき
暗い顔なら動かすのか?

 

しかし、キリスト者は、楽観主義者のはずである。なぜなら、神の恩恵が彼の後ろ盾(だて)だからである

 

将来の、耐えがたく見える悲しい出来事も、実際に出会ってみると、案外(あんがい)耐えられるものだ。


人の不幸を見聞し、それと同じ事が自分の上に起こったなら、自分はとても生きていけないだろうと思うことがある。

だが、実際は、なんとか生きていけるものである。


実際に、ぶつかってみなければどこまで耐えられるか、前もって誰にも分からない。

また、神の助けがどのようなものかは、実際の絶望的な状況の中から神を呼んでみなければ、分からない。


■この問題について、イエスは、わたしたちに対し同情に溢れた教えを語っている。


明日のことを心配するな。明日は明日が自分で心配する。一日の苦労は、その日の分で十分である」(マタイ:34)

 


祈り 《神さま。わたしの人生に対するあなたの聖計画(ごけいかく)と導きに信頼し、明日のことを思いわずらうことなく、今日与えられた仕事と課題に力を注いで歩むことができるようお導きください。アーメン。》

 

(参考文献 D.Duncan: Through the Year with William Barclay Devotional readings for every day,1971)

 

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December 13, 2015

イエスは、人間の力と美を見抜く能力を持っておられた。


イエスは、ペテロのような激情の人の中にエクレシア(信仰共同体)の柱石を見た。


また、ヤコブとヨハネの兄弟には「雷の子」というあだ名があり、激しい気性の人たちだった。しかしイエスは、彼らにエクレシアの支柱になる人物を見出した。雷の子は「愛の使徒」となったのである。


トマスは、徹底した懐疑家だった。しかし、イエスは彼をご自分の片腕に選んだ。


ザアカイは、エリコの徴税人(ちょうぜいにん 注1)の頭(かしら)で、人々から《罪人(つみびと)》と呼ばれ、皆に嫌われていた。しかしイエスは、彼の家に泊まられた。


社会から「裏切り者」と呼ばれた、マタイのような徴税人を仲間に加えた者はいなかった。しかしイエスは、彼を自分の弟子にした。


■イエスは、どんな人間の中にも隠れた力と美しさを見出す人だった。

そして、イエスはすべての人の魂の中に眠っている勇者を覚醒させる力を持っておられた。

 

祈り 《主よ、身をあなたにお捧げします。

どうか、私の中の隠れた賜物(たまもの)を見出し、御用(ごよう)のために用いてください。

私もまた、主に倣(なら)って、隣人の隠れた力と美を見出すことができるよう、お導きください。アーメン。》

 

 

 

(参考文献 D.Duncan: Every Day With William Barclay Devotional readings for every day,1973)

 

注1 徴税人(ちょうぜいにん)
ローマ帝国の支配下にあったユダヤでは、民衆が払うローマへの税金の徴収を個人的に請け負ったのが、《徴税人》と呼ばれるユダヤ人たちであった。

らは、不当に多くを取り立てて、私腹(しふく)を肥やしていた。

 

厳格なユダヤ人にとって徴税人は「人殺し、盗賊」と同類であった。彼らは人々から「売国奴、裏切り者」として憎まれた。反ローマ闘争を戦った政治宗教集団の《熱心党》にいたっては、徴税人を暗殺対象として狙っていた。


宗教的には、徴税人は、神の《律法》を知らない《異邦人》と等しい者とされ、《汚れた者》、《罪人》として差別された。彼らは、神を礼拝することも許されなかった。

(参考文献:『聖書人物伝』いのちのことば社、2013年。『図説 聖書人物記』創元社、2009年。W・バークレー『イエスの弟子たち』新教出版社、1967年)

 

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November 22, 2015

善い人間と良い時計は、とてもよく似ている。


時計は時間を数える。賢人も、また同様。


「われらの日数を正しく数えることを教え、知恵の心を得させてください」(詩編90編12節)


 どんなに長い一生でも、時間は短い。だから、時計のように、私たちは時を正しく数えるべきである。

 

時計は正確に時間を守る。有用な人間も、また同様。


人に待たされて、どれだけ多くの時間が無駄にされることか。「時間を守ることは王者の礼儀である」と言われる。約束の時間を守らないことは、非礼である。


自分の時間を浪費するのは良くない。しかし、他者の時間を無駄にするのはもっと悪い。

 

良い時計はよく調整され、進みも遅れもしない。賢人は急ぐことも立ち止まることもしない。


急がず騒がず、だからといって遅れももたつきもせず、着々と自分の仕事をこなしていく。

 

時計は内にエネルギーを蓄え、これが時計を動かしている。賢人もまた、内に力を持っている。


「生きているのは、もはや、わたしではない。キリストがわたしのうちに生きておられるのである」(ガラテヤ2章20節)

 

賢人の秘訣は、キリストの生命(いのち)と力を心の内にもつことである。

 

時計は、自分でエネルギーを生み出すことはできない。エネルギーは外部から供給される。同様に善き人間の生は、自分自身の力や方法からは出てこない。

 

インスピレーションの源は、キリストである。彼は、キリストの御霊(みたま)を注がれて、生きるのである。

 

●時計は、故障したとき、これを作った人の手元に戻されなければならない。


私たちの生涯もまた、同じである。人生がうまく行かないとき、私たちが道を踏み外したとき、私たちは、神のもとに立ち帰るほかはない。

 

そのとき、神は私たちを赦し、私たちを修理して、将来もっとよい働きができるようにして、送り返してくださるだろう。

 

祈り 《神よ、瞬(またた)く間に過ぎ行く人生の中で、己(おの)が日々をしかと見つめる知恵の心を与えてください。そして、キリストの不朽の生命(いのち)の中に生かしてください。アーメン。》


(参考文献 D.Duncan: Through the Year with William Barclay Devotional readings for every day,1971)

 

 

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November 3, 2015

一日を神とともに始めよ


神の御(みまえ)を歩むとき、私たちの生活と行動は大きく変わる。

なぜなら、そのとき、《天的なもの》がこの世の生活にもたらされるからであり、また《永遠の光》によって《時間の世界》を見るようになるからである。

そのとき、私たちはすべてのものを正しく見ることができるのである。

 

陰口を言うな


他人の良い所よりも陰口(かげぐち)を言いふらすのが、世間の常である。

お茶を飲みながら他人の名誉を傷つけることを、唯一の楽しみとしている人々がいる。

 

充実した人生を生きるため、私たちは非生産的で無駄な時間の過ごし方は避けるべきである。

 

キリストの良き証人、また伝道者となれ


キリスト教の唯一の広告は、キリスト者の生活ぶりである。生活はウソをつかない。

キリスト者は、キリストの良き証人、《世の光》として生きる努力をすべきである。

 

神の言葉・聖書を学べ


行き先を調べずに、旅に出る人はいない。

聖書は、キリスト者がまことの生命(いのち)に至るための道案内である。

 

キリスト者は自分に向けて語られている神の言葉を見出すため、日々、聖書を学ばなければならない。

 

成長し続けよ


清め」や「清められる」という語は、信仰者としての成長を表す言葉である。そして、新約聖書で「清め」という日本語訳の原語は、ギリシャ語の「hagiasmos(ハギアスモス:αγιασμοs)」である。

-asmos(-アスモス)で終わるギリシャ語の名詞はすべて、「過程」を表している。したがって、「清め」は、「清さにいたる道(過程)」を意味している。

 

成長し続ける道(過程)を経ることによって初めて、人は目標に達することができるのである。

 

心配するな


自分に何がどのような順序で起こってくるかは、摂理(神のご計画)にかかわる事柄であるから、神にお任せすべきである。
いつも心配ばかりしていると力を消耗してしまい、いざ事が起こった場合に、それに対処できなくなってしまう。

 

神は私たちがどのような事態に直面しても、それに対処できる力を与えることのできるお方である。だから、心配は無用である。

 

毎日、決意を新たにせよ

 

私たちは何かを決意しても、すぐにそれを忘れがちである。決意するだけで、後はどうなってもよい、といった具合である。


私たちは、毎日決意を新たにすることによって、日々、人生から挑戦と叱責を受けるのであり、それによって進歩するのである。
イエスは、その力を私たちに与えてくださるであろう。


祈り 《主よ、新たな決意を持って、この一日を神とともに、また神の導きに委ねつつ、世の光として歩むことができるようお導きください。アーメン。》

 

(参考文献 D.Duncan: Through the Year with William Barclay Devotional readings for every day,1971)

 

 

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