内村鑑三『一日一生』現代語訳
4月 目次
わたしはわが目を、被造物(天然・自然)と聖書に現わされた神の栄光を見るために〔ぜひ〕用いよう。
わたしはわが耳を、わが同胞の悲痛(かなしみ)の声を聴くために〔ぜひ〕用いよう。
わたしはわが手を、神の慈愛(いつくしみ)をわが隣人に分け与えるために〔ぜひ〕用いよう。
わたしはわが足を、神の喜ばしい音信(おとずれ)を広くこの地に伝えるために〔ぜひ〕用いよう。
こうしてわが全体は麗(うるわ)しい神の器(うつわ)となって、真理と歓喜は永久にわたしのものとなるであろう。
(内村鑑三、現代語訳、信8・18)

れんげ草
このページは、山本泰次郎、武藤陽一編『内村鑑三 続 一日一生』(教文館、1964年)を現代語化したものです。
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4月3日〖彼は大工ではないか〗・・・・P001
4月4日〖謙遜は美徳である。しかし〗・P001
4月5日〖偉大であることは〗・・・・・P001
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