― まごころで聖書を読む。そして、混迷の時代を神への信頼と希望をもって、力強く前進する ―
We read the Bible with all our hearts. And we move forward powerfully in this era of turmoil with trust and hope in God.
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最終更新日:2024年10月9日
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〖信仰歴〗
~5歳
・カトリック信者のうばの養育を受ける。
18歳
・善隣基督教団・野田伝道所(千葉県、金牧師)にて受洗。
20歳
・日本基督教団・田園調布教会(東京都)に出席。
21歳
・日本ホーリネス教団・旗の台教会(東京都)に出席。
22歳
・古書店にて偶然、マルクス主義に対してキリスト教を弁証した矢内原(やないはら)忠雄の預言者的著作『マルクス主義とキリスト教』(角川文庫)と出会う。
・この本を通して、個人の救済を含みつつ、それを超えて人類と宇宙・万物の救済、歴史の完成(神の国実現)を視野に入れた無教会のキリスト教を知り、衝撃を受ける。
・同年より、百合ヶ丘(ゆりがおか)聖書研究会(神奈川県、杉山好先生主催)に出席。
聖書とともに、M.ルター、S.キルケゴール(注1)、J.S.バッハとその音楽について教えを受ける。
・同時に、毎月1回、東京の東中野で持たれた「東中野公開聖書集会」(杉山好、鈴木皇先生共催)に出席。
27歳
・浜松聖書集会(静岡県浜松市、溝口正、小林進先生共催)に出席。
・同時に、三方原(みかたばら)の風声(ふうせい)寮(静岡県、伊藤邦幸先生主催)の高橋三郎先生・聖書講義テープ聴講、西洋古典読書会、ヒルティ ・ドイツ語原典読書会、ギリシア語新約聖書原典講読会に出席。
30歳
・大網(おおあみ)聖書研究会(千葉県、鈴木五一(ごいち)先生主催)に出席。
その後、長野に転居し、現在に至る。
医学博士。
注1 S.キルケゴール
注2 鈴木皇(ただす)
〖恩恵の系譜 〗
いのちの恵み(福音の真理)は、多くの人格を経由して小さき私にまで伝達された(注)。
注:真理の人格的伝達
〖信仰上の恩師紹介〗
― 感謝と記念に ―
(現在、いずれも故人。尽力した分野を中心に)
杉山 好(よしむ):
・1928年静岡県生まれ、2011年召天。
・学生時代に矢内原忠雄主催の「今井館(いまいかん)聖書集会」(東京、自由が丘)に出席。
・エアランゲン大学神学部(当時、西ドイツ)留学。
・東京大学教養学部教授、恵泉女学園大学教授、東京大学名誉教授を歴任。
・ドイツ思想史・宗教改革思想史専攻。
・百合ヶ丘(ゆりがおか)聖書研究会(川崎市)主催、百合ヶ丘聖書研究会文集『待望(たいぼう)』誌発行。
・内村鑑三記念キリスト教講演会(演題「伝道の精神」1976年、東京)
著書・訳書
•『聖書の音楽家バッハ』(音楽之友社)
•『矢内原忠雄と現代』共著(新地書房)講演「時のしるし」所収
•『NTD新約聖書註解 6 ローマ人への手紙 』他翻訳(NTD新約聖書註解刊行会)
•『バッハ カンタータ大全集全45巻』全曲歌詞対訳(ワ ーナーミュージック ジャパン)
•シュティラー『バッハ叢書 7 バッハとライプツィヒの教会生活』翻訳 (白水社)
•フェーリクス『J.S.バッハ生涯と作品』翻訳(「バッハ」講談社学術文庫)
•S.キルケゴール『キリスト教の修練』、『苦難の福音』、『哲学的断片』他翻訳(白水社)
•『ヒルティ著作集』、『シュバイツァー著作集』翻訳(共に白水社)
溝口 正(ただし):
・926年静岡県生まれ、2007年召天。
・視覚障がい児、精神発達遅滞児教育(『ヘレンケラー教育賞』受賞)。
・日本国憲法特に第9条の理念実現、平和・護憲運動に尽力。
・「浜松市憲法を守る会」代表。
・浜松聖書集会(浜松市)主催、浜松聖書集会文集 『みぎわ』発行、
・『復活』誌主筆
・内村鑑三記念キリスト教講演会(演題「ただ神にのみ仕えよ」、1979年、東京)
著書
•『日本人と福音』(キリスト教図書出版社)
•『日本の教育と矢内原忠雄』(待晨堂)
•『矢内原忠雄と現代』共著(新地書房)講演「新しい酒」所収
•『中川恒子(つねこ)手記-ベテスダ池のほとりで-』編著(新教出版社)
•『自治会と神社』(すぐ書房)
•『日本よどこへ行く』共著(証言社)
•『日本の活路』共著(証言社)
☆無教会入門018溝口正〖まことの洗礼-十字架の血による洗礼〗へ
伊藤 邦幸(くにゆき):
・1931年広島県生まれ、1993年召天。
・パウロ、カント研究(東京大学)、アウグスティヌス研究(京都大学大学院)。
・第5次南極観測隊参加。京都大学医学部卒業後、海外医療協力、JOC Sワーカーとしてネパール医療奉仕(第Ⅰ~Ⅲ期)に尽力。
・三方原(現・浜松市内)の自宅に山猿庵(やまざるあん)、のちに風声寮を設け、青年たちを指導。
ヒルティ・ドイツ語原典読書会、西洋古典読書会、ギリシア語新約聖書原典講読会を主催。
著書
•『ヒマラヤ診療その日その日』(新教出版社)
•『オカルドゥンガ診療所』(新教出版社)
•『同行(どうぎょう)二人』(新教出版社)
•『海外医療協力論』(キリスト教図書出版社)
関連書籍
•増永迪男『踏み絵踏まざりし者の裔(すえ)我等(われら) 回想 伊藤邦幸』(キリスト新聞社)
•田村光三・武井陽一編『真実な交わり-伊藤邦幸の志(こころざし)を受け継ぐために-』(キリスト教図書出版社)
•武井陽一編『無垢(むく)の心をこがれ求める-伊藤邦幸・聡美(そうび)記念文集-』