イエスの純福音・無教会の精髄・第二の宗教改革へ
― まごころで聖書を読む。そして、混迷の時代を神への信頼と希望をもって、力強く前進する ―
We read the Bible with all our hearts. And we move forward powerfully in this era of turmoil with trust and hope in God.
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最終更新日:2024年12月7日
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6月<内村鑑三「一日一生」現代語訳
6月20日~6月25日
(2018年 4月25日更新)
このページは、山本泰次郎、武藤陽一編『続 一日一生』(教文館、1964年)を現代語化したものです。
【6月21日】すべての幸福の基礎
御子(イエス・キリスト)を持つ者は命を持つ。神の子を持たない者は命を持たない。
(ヨハネ第一 5:12 岩波訳)
■イエスを信じるものは幸福である。イエスを信じないものは不幸である。
〔真(まこと)の〕生命(いのち)(すべての幸福の基礎である)はイエスにあるのだから(注1)、
彼を離れるとき〔、そこに〕真の幸福はない。
また〔反対に、〕彼に在(あ)るとき、すべての幸福があるのである〔。
イエスの生命に包まれることが《永遠の生命》であり、イエスと共にある所が《神の国》である〕。
イエスを信じることができれば、知識があることは幸福である。知識がないことも〔、同様に〕幸福である。
富んでいることは幸福である。貧しいことも〔、同様に〕幸福である。
一人でいることは幸福である。多くの人と共に在ることも〔、同様に〕幸福である。
家庭の楽しいことは幸福である。家庭の楽しくないことも〔、同様に〕幸福である。
幸福の基礎である〔真の〕生命を自己〔の内〕に持つがゆえに、境遇の如何(いかん)、所有の有無(うむ)に関係なく、すべての場合において幸福である。
(「伝道の書について」1915年からの抜粋、注5・199、〔 〕内、ふりがな、下線は補足)
注1 イエス・キリストは真の命
「言葉(ロゴス=神の独り子イエス)の内に命があった。命は人間を照らす光であった」(ヨハネ 1:4)
「イエスは言われた。『わたしは復活であり、命である。わたしを信じる者は、死んでも生きる・・』」(ヨハネ 11:25)
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