信仰と人生

詩歌 025

2016年4月 2日

八木重吉

 

〔小鳥のごとく〕

駒鳥(こまどり)

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ただ うた(歌)わしめよ(注1)

 

ただ な(啼)かしめよ

 

われを つく(造)りしもの(神)


小鳥のごとく われを 生きしめよ、


〔後世に〕残すべき 名のわずら(煩)いも無く


つたなきを かえり(省)みもせず


ひと (聴)かざるを うれ(憂)いもせず、


うたい おわ(終)らば そのままに


消えゆく うたを ひく(低)くとも


ちからを こめて うたわしめよ

 

 

♢ ♢ ♢ ♢

 

(八木重吉『神を呼ぼう』新教出版社、1961年

 

注1 ~しめよ

「~させてください」の文語表現。

「うたわしめよ」→「うたわせてください」の意味。

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