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<信仰と人生

信仰に生きる 003

2025年4月24日改訂

矢内原忠雄

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かんびょうにんこころえ

【看病人心得】

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1.〔― 信仰 〕

「〔神に〕立ち帰って静かにすれば、君たちは救われる。

動くことなく〔神に〕依(よ)り頼めば力を得る」(イザヤ 30:15、関根正雄訳)という聖言(みことば)をすぐに、そしていつも、思うこと。

 

看病人が病人よりも先にあわててはいけない。

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2.〔― 愛 〕

病人は体も心も弱く、傷つきやすい細い神経になっている。

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それゆえ「傷める葦(あし)を折ることなく、消えかかった燈心(と うしん)を消すこともない」いたわりの心が、看病人に〔は〕望ましい(イザヤ 42:3参照)。

 

病人の気になるような言葉を、病人の耳に入れてはいけない。

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3.〔― 希望〕

どんなに病状が悪くても、それによって慌(あわ)てて取り乱すことなく、生命(いのち)の主であるキリストに堅(かた)く依(よ)りたのんで、不動の希望を持つことが、看病人のつとめである。

 

最良の看護〔の鍵〕は、看病人の信仰(、すなわち神への信頼)と愛と希望である。

 

 

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(「看病人心得」『嘉信』第23巻第4号を現代語化。( )、〔 〕内は補足)

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