信仰と人生

信仰に生きる 031

2019年7月23日改訂

内村鑑三

 

〖 奇異なる信仰 

* * * *

わが事業は、〔「宣教」、「伝道」と称して〕信者を作ることではない。また、〔「聖書知識普及」と称して〕聖書を講じることでもない、〔「救霊事業」と称して〕霊魂を救うことでもない。


わが事業は、イエスを信じることである〔。それだけである〕。

それゆえ〕イエスにあって、わが事業はすでに完了したのである。

わたしが安らかに人生を楽しむことができるのは、このためである。

わたしが事業に焦心(あせ)らないのも、またこのためである。


事業、事業と焦心(あせ)る米国流の〔業績主義の〕キリスト教は、わたしには、まったく耐えられないものである。


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原著「奇異なる信仰」『聖書之研究』175号、1915〔大正4〕年2月を現代語化。( )、〔 〕内、下線は補足

注1  一番大事なこと

​内村鑑三「奇異なる信仰」のすぐれた解説:

HP「shirasagikaraの日記」2015-05-05奇異なる信仰」 内村鑑三の「わが事業」
「・・ふつう教会の牧師は、聖書を講じ、キリスト信仰をひろめ、信者をふやし、霊魂を救うのを使命とします。

しかし「奇異なことに」内村鑑三はそれを否定するのです。鑑三は、一番大事なことがわかったのです。・・・・」(「shirasagikaraの日記」より

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