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病むときの祈り初めての祈り祈りの部屋

慰めと励ましの祈り 03

2021年2月10日改訂

入院したときに

* * * *

天の父なる神様(天のお父様)


すべてのことが初めてで、私は今、とても戸惑(とまど)い、不安です。


これから何が起こるのか、私にはよく分かりません。


どうか、心を落ち着かせ、リラックスできるようにお支えください。


(ほが)らかさを失わず、私と同じように不安の中にいる人と友達となれるよう、お導きください。


不平や不満が私の心を占領して、言葉や態度として出ることがないようにしてください。


周りの人々に過大な要求をせず、むしろ人々が私のためにしてくれることに素直に感謝できるようにしてください。


世話をしてくださるスタッフの仕事がスムーズに進むよう、お助けください。


私よりもずっと困難な状況にある方々に手を差し伸べ、助け、励ますことで、自分の問題を忘れることができるようにしてください。

詩人が神様に向けた信頼の言葉を私にもお与えください。

「神はわれらの避け所(シェルター)、われらの〔堅固な〕(とりで)

苦難のとき、〔神は〕必ずそこにいまして〔われらを〕助けてくださる」。(詩編 46:2)

主よ、悲しみの時にも喜びの時にも、希望の時にも恐れの時にも、あなたが近くにおられることを決して忘れませんように。


(かた)立ち、揺らぐことがないように、わが足をお支えください。

 

主イエス・キリストの御名(みな)によって祈ります。

アーメン。 

 

 

♢ ♢ ♢ ♢

(参考文献:小塩トシ子訳、ウィリアム・バークレー著『慰めの祈り-病むときに』日本キリスト教団出版局、2005年、8項。原著:W.Barclay:Prayers for Help and Healing,Harper Collins Publishers Ltd.1968)

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