top of page

内村鑑三『一日一生』現代語訳

5月 目次

 

      

遠き太古のことではない。新緑5月の春の野〔のこと〕である。〔そこでは〕天地は新しく創造されて、〔神の〕栄光は全地に満ちる。

神の霊は梢(こずえ)を払い、翼を持つ者(天使)が、〔天から〕汀(みぎわ)に下(くだ)る。

緑の木陰(こかげ)、涼しき所に神の声は聞こえる。

聖なるかな、聖なるかな、万軍のヤハヴェ〔、その栄光は全地に満つ〕」と、セラピム、ケラビム(天使)は飛び翔(かけ)って歌う(イザヤ書6章)。

地はすでに呪われた〔など〕と言うのは、〔一体〕誰か。新緑が山野をおおう時、決してそうでないことをわたしは知る(創世記1~3章)

(内村鑑三「エデンの園」、現代語訳、信8・306。( )、〔 〕内は補足)

新緑の渓谷

このページは、山本泰次郎、武藤陽一編『内村鑑三 続 一日一生(教文館、1964年)を現代語化したものです。

〖目次〗

日付をクリックすると、該当日付のページに移動(2017年5月15日更新)

5月1日〖夜明け前にイエスは〗・・・・・・・P001

5月2日〖善行の報償〗・・・・・・・・・・・・・・P001

5月3日〖異端、異端と言う〗・・・・・・・・・・P001

5月4日〖友誼は貴い〗・・・・・・・・・・・・・・P001

5月5日〖信仰は信仰によって〗・・・・・・・P001

次のページへ
bottom of page